◆ユネスコ・メディア情報リテラシーと異文化間対話大学ネットワーク企画◆
第3回 世界報道の自由デー・フォーラム
テーマ:民主主義と報道の役割
―会見の質問制限から県民投票無視まで、現状を問う― 5月6日(月) 午後1時〜6時(開場12:30)参加方法:下のURLをクリック
先着180名
会場:法政大学ボアソナード・タワー26 階「スカイホール」Googleマップ キャンパスマップ千代田区富士見 2-17-1 市ヶ谷駅から徒歩10分 (一番高いボアソナード・タワー南側玄関からお入りください。)資料代:1000 円(学生ならびに法大教職員は無料)懇親会:4000 円(先着 30 名)報道の自由度ランキングが発表され、日本がG7で最下位の67位だったのを受け、国境なき記者団の東アジア総局(台北)からセドリック・アルビアーニ総局長が来日して特別講演をします。国境なき記者団は今年3月、日本の政府が記者に対して質問制限を課していることに対して反対する
声明を発表しています。
特別講演を受けて、現場で活躍するジャーナリストによる報道の自由をめぐるシンポジウムを行います。首相官邸は官房長官記者会見で、記者の質問を制限するような申し入れを記者クラブにしました。自由な取材を妨害する行為として批判の輪が広がっています。沖縄の県民投票では、辺野古の新基地埋め立て工事に「ノー」の民意が示されました。にもかかわらず無視する政権には、質問制限とつながる姿勢が見られます。
なお、今年の国連世界報道の自由デー(5月3日)のテーマは、「民主主義のためのメディア: 虚偽情報時代のジャーナリズムと選挙」です。法政大学は、ユネスコ国連文明の同盟による「メディア情報リテラシーと異文化間対話」大学間ネットワーク(UNITWIN MILID)にアソシエイトメンバーとして加盟し、ユネスコとともにメディア情報リテラシー教育プログラムを進めています。
特別講演 13:00〜
★セドリック・アルバーニ(国境なき記者団)シンポジウム 15:00〜 ★コーディネーター 新崎盛吾(共同通信) ★シンポジスト 南彰(新聞労連) 山田健太(専修大学) 島洋子(琉球新報)懇親会 18:30〜主催:法政大学図書館司書課程(UNITWIN MILID) 共催:アジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター(AMILEC) 協賛:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
ビラは下にあります。190506世界報道自由デービラ.pdf
【2019 年世界報道の自由のテーマ】
第26回世界報道の自由デーは、ユネスコ、アフリカ連合委員会、エチオピア連邦民主共和国政府が共同で開催します。メインイベントは、5 月 1 日から 3 日にアディスアベバのアフリカ連合本部で開催されます。今年のテーマは「民主主義の ためのメディア:虚偽情報の時代におけるジャーナリズムと選挙」です。平和と和解のプロセスを支援するメディアの可能性と選挙でメディアが直面する現在の課題を議論します。 なお、ユネスコは「言葉と映像による自由な思想の流通」を推進する使命を持つ国連機関として、自由で独立した多元的なメディアとジャーナリ ストの安全を発展させることに取り組んでいます。
【メディア情報リテラシー(MIL)】
MILはユネスコと国連文明の同盟(UNAOC)によるメディア・リテラシーと情報リテラシーを統合したグロ ーバルな教育プログラムです。ユネスコはMIL普及のために「MILと異文化対話のための大学ネットワーク」(UNITWIN MILID)およびNPOなどの民間組織のためのグローバルMIL同盟(GAPMIL)を組織しました。法政大学は2014年にUNITWIN MILIDにアソシエイト・メンバーとして加盟しました。またアジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター(AMILEC)はMILの普及・研究活動を行っているGAPMIL所属団体です。
メディア情報リテラシーの目的は以下の3つです。
1 未来の市民としての能力の育成
2 情報とメディア・コンテンツを批判的に評価するための基本的スキルの形成
3 知識社会の発展と自由で独立した多元的なメディアの促進
【日本ジャーナリスト会議(JCJ)】ジャーナリストらの個人加入団体。マスコミが戦争に全面協力した反省から、「二度と戦争のた めにペン、マイクを持たない」を決意して 1955 年に設立。毎年8月に優れた報道・出版物にJCJ賞を贈っています。※国連とユネスコはメディア情報リテラシー・プログラムとして次の3つを目標に掲げ、世界中のジャーナリスト、教育関係者や市民とともに活動しています。
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