JCJ12月集会
「フェイクニュースvs調査報道―日米メディアの課題」
根拠なきフェイク(偽)ニュースが政治の行方を左右する危うい社会が目の前にある。新聞やテレビさらにはネットの世界で、ジャーナリストは何をすべきか。徹底した取材で事実を掘り起こし、「根拠なき煙幕」を晴らすことが求められる。NHK時代に「パナマ文書」の取材に中心的にかかわり、トランプ政権下の米国を半年間にわたり見てきたジャーナリスト、立岩陽一郎さんにファクトチェックの重要性と日米メディアの役割について語ってもらう。
講師:ジャーナリスト・立岩陽一郎さん(元NHK記者)
日時:12月9日(土) 午後2時から5時まで
会場:法政大学(市ヶ谷キャンパス)の外濠校舎5階・S505教室
東京都千代田区富士見2-17-1
JR・地下鉄の市ヶ谷駅または飯田橋駅から徒歩10分
参加費:1000円(学生・法政大教職員無料)
(東京都千代田区神田神保町1-18-1千石屋ビル402号
電話03・3291・6475)
アジア太平洋メディア情報リテラシー教育センター(AMILEC)
【講師紹介】立岩陽一郎さん
調査報道を専門とする認定NPO運営「ニュースのタネ」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。1991年一橋大学卒業。放送大学大学院修士課程修了。NHKでテヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクとして主に調査報道に従事。政府が随意契約を恣意的に使っている実態を暴き随意契約原則禁止のきっかけを作ったほか、大阪の印刷会社で化学物質を原因とした胆管癌被害が発生していることをスクープ。以後、化学物質規制が強化される。「パナマ文書」取材に中心的に関わった後にNHKを退職。公益法人「政治資金センター」理事として政治の透明化に取り組む。毎日放送「ちちんぷいぷい」のレギュラー・コメンテータ。
ビラ
JCJ12月集会(171209).pdf