ATOM(Australian Teachers of Media)2013の大会が2013年7月4日から7日までクイーンズランドのブリスベンのクイーンズランド工科大学のGardens Pont キャンパスで開催されました。7日はワークショップで希望者のみが参加しました。150名の参加者のうち多くは現職の教員(芸術、英語、メディア、図書館司書)でした。
テーマが、Connected
Creative Critical ということで、ほとんどがCreativeとして生徒が作成したものを発表していて、クリティカルな分析を発表したのは私ぐらいでした。クイーンズランドでのメディア・リテラシーの教育の主流は、メディア作品の作成にあり、作成をした後で、その作品についてクリティカルに分析を行うということのようです。
キーノートスピーチが7人いて、最初にロンドンスクールのDr Soften-Greenが、児童のメディアの生態学として、児童一人一人の家庭とその生活を詳細に観察した結果が紹介されました。一方カナダのバンクーバーのDr Stuart Poyntzは、地元で若者のメディア制作がどのように行われて来たかを紹介しました。5名はオーストラリアの研究者で、Youthworxという若者の作品制作プロジェクト、若者のソーシャルメディアの利用実態、若者参加型のRise of the Eco-Worriorsのドキュメント、Hoodlumというテレビ局のSNSの利用動向、ゲームに基づく学習など多彩な内容でした。
講師の詳細は以下にあります。会場ではメモを取る手段では、年配の教師はMacbookAirを、若い教師はipadでメモを取っていました。レポート用紙は配布されませんでした。会場の様子はFacebookで、またコメントはtwitterにすぐ投稿されて、討論会で論議されました。メディアに関する国際会議もこうなってくるのかもしれません。http://www.atom2013.com/
